そもそもカリスマ性ってなんなの?
あこがれ?有名になること?
ここでは「人を動かす力がある人」と定義する。
では「人を動かす力がある人」の神プレゼン力ってなんなのか。
そもそも人が動く大原則は、「快」と「痛み」。
「快」を得たい。例えばこれをやったら宝くじあたるよ~というようなこととか。
「痛み」を避けたい。例えば夏休みの宿題してないと先生に怒られるということとか。
「人を動かす力がある人」は未来を話す。
基本的には「快」の話でこうなったらいいと思いませんか。というようなこと。
普通の人は本題を話す。
カリスマは未来の話をして本題に入る。
未来+本題 または 痛み+未来+本題
この構成は重要。
「未来を見せて本題を話す」
これを知っているだけで皆さんのカリスマ度、みんなの話の聞き方が変わってくる。もちろんトレーニングは必要。
実績がない人が実績ある人に勝つのもこの方法。
これのわかりやすい例が選挙だ。
当選10回のベテラン議員に無所属新人の実績のない人が勝つこともある。
これはなぜだろうか。
それがまさに未来を話して本題を話す。選挙でいえばビジョンを語っている。
単純な政権批判など悲観的な話をする人は支持されない。
今の政党のここがダメだと批判するのではなく、世の中をこうしたいという未来の話をすると心を動かすことができる。
そうすれば、ただ語ればいいのであろうか。
違う。話し方も大切。
人を動かす力がある人は自分の話に集中させる。
その方法がある。
どうやって?
いくつか紹介しよう。
1緊張を使う。
一つ目のテクニックは空白を作る、間を空けるということ。
人間の脳は空白を嫌がる。
空白を嫌がるということはシーンとしたときに集中する。
つまり間をうまく使うことにより緊張させることができる。
また緩急も必要である。
ずっと同じことが起きると脳は飽きるので緩急(スピード)、強弱、停止(間を空ける)といったものをうまく使うとかなり見違えたプレゼンになる。
緊張を使い集中させ未来を語る。
最後にカリスマは巻き込む力がすごい。
どうやったらあなたのプレゼンに巻き込めますか。
ヒントは「行動指示」。
例えばプレゼン中にこういった経験をした人はどれくらいいるでしょうか。と手を挙げてもらう。
そうするとこちらの指示に対して動いてもらうのでこっちに集中させる。
関係性もできるので人を巻き込んでより人を動かすことができる。
あなたも未来を話して本題を話すということを実践してみよう。