私ひとりの人生なんて生まれてから死ぬだけで意味なんてない。
私以外もそう。あなただって草木だって地球だって生まれてからいずれ死んでいくだけ。意味なんてない。
その間に何をするかは完全に自由。遊んだっていいし、仕事したっていいし何もしなくてもいい。意味なんてないんだから。
そしてある意味で100%自分のやりたいことをみんな選んでいる。
他人に影響されようが、誰かに強要されようが、選んでいるのは100%自分だ。
何をしようが意味なんてないんだから好きに生きればいい。
これまでやりたいことや望む道をそれほど深く考えず流れに身を任せて生きてきた。
ふと仕事が終わって家に帰り、布団の中で寝る前に頭によぎることがある。
このままの延長線で自分の人生はいいのだろうか。死ぬときに後悔することはないだろうか、と。
それでも行動を起こしたり、自分のこれからの人生についてもっとより明確に考えるなんてことはしなかった。
だけど常に頭の片隅にある漠然とした不安のようなものがこびりついて離れない。
幸せでありたい。
人生について深く考えてもいいのかもしれない。
何が自分の幸せか。何をしたいのか。何をしたくないのか。どうなりたいのか、どうありたいのか。
そういったことを考えるということができるのか。できないのか。
行動できるのか。できないのか。
何かが変わっていくのか。何もかわらないのか。
現時点で何者でもない私が何者かになれるのか。
ある意味人生をかけた実験ができそうである。
望む結果になったとしてもならなかったとしてもそのような軌跡が残せればいい。