仕事は別に好きじゃない。
やりたくないこともある。
こんな場合にまず思いつくのが転職という選択。
とはいえ転職となると転職先を探すのも大変だし、転職した先で同じことが起きない保証はない。
理想の職場環境であってもそれがいつ崩れてしまわないとも限らない。
そう考えると転職よりも前に、今の状況を今の状態のままどう改善できるかを一考してみてもよいかもしれない。
私がいま感じている仕事上のストレスにはいくつかある。
ひとつは、知らないことを聞かれること。
ひとつは、相手に負担を強いること。
ひとつは、どうしたらいいかわからないこと。
この3つのことがなぜストレスに感じているのか、それをどう変えていくか考えてみようと思う。
考え方のコツとしては、自分でコントロールできる部分と自分でコントロールできないことに分ける。
そして自分でコントロールできないときは一切諦める。
知らないことを聞かれた場合にできることは、正直に知らないということと、調べてから伝えることができる。
知らないと答えたことで相手がどう感じるかは自分でコントロールできないので一切を諦める。
怒りで怒鳴られるかもしれないし、なんとも思わないかもしれない。
自分のできることだけにフォーカスしてその結果どうなるかは自分のコントロールできることではないので、考えても仕方ない。
考えても仕方ないと思うことができたら自分の行動のみに集中できるので、漠然とした不安の中行動するよりパフォーマンスが上がり、ストレスも軽減される。
自分の落ち度により相手により大きな負担を強いることになった場合も申し訳ない気持ちと相手にどう思われるか不安になる。
これも自分のコントロールできる部分とできない部分を分ける。
コントロールできるのは、相手にお願いすることと次回の学びとすることである。
お願いした結果、相手がどう思うかは相手の問題である。
もし心で割り切れなかったとしても、そういう考え方もできるという思考が大切だ。思考は感情に影響する。
どうしたらいいかわからない場合は、何もできないときの悪い結果ばかりを考えてしまう。
動いたはいいものの正解とは違う方向に進んでしまい、動かなかったときよりもゴールから遠ざかることもありうる。
この場合はどう考えたらよいだろう。
行動は自分でコントロールできるが、その結果はコントロールすることができない。
どの方向に動くかという選択は自分で行っている。
自分の選択に責任を持つこと。
やらなければいけない嫌なこともきっとあるだろう。
そんなときは、より詳しくそれのどの部分が嫌なのかを考える。
行動を細分化して、実際に動くときにはいい意味で感情を無にして行動すると、恐れていた事態もめったに怒らないことがわかる。(もちろん全くないとは言わないが)
自分の考え方や、自分でできることを考えるとストレスも減るのではないだろうか。
もちろん、逃げることも必要なときがある。
一番言いたいことは、自分の選択に責任をもって、選んだ道を振り返ってみたときに正解だと胸を張って言えるよう選択し続けることだ。